第6回 堺クラフトフェア

『灯しびとの集い』

2014年11月15日(土)・16日(日)

公式HP

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作り手と使い手と
作家ものの器を取り扱う当店。
本来は中立の立場、
あるいは作り手の立場でなければならないのかも知れない。
作り手を、作り手の思いを語りはするけれど、
常に使い手の立場で日々営業している。
あんな器が欲しい、こんな器が欲しい、
こんな器が使いたい、あんな器は使いづらい。(失礼!)
そしてご来店下さったお客様は、
そんな店主のフィルターを通した器をご覧になる。
決してそれは作家さんの全てではない。

使い手の立場であるけれど、
時折、作り手の立場で考える時に
ふと立ち止まってしまうことが度々だった。

作り手の全てを受け入れる、
あるいは多くの作り手を受け入れる。
私にはその余裕がなかった。
精神的にも、物理的にも。

そんな頃からギャラリーを持ちたいと思っていた。
店に並べるセレクトされた器だけでなく、
いろんな器を、
さまざまな手仕事のものを紹介出来る場。
作り手の今を、全てを、
多くの作り手を紹介出来る場を。

各地のクラフトフェアをまわる内に、
ギャラリーという夢は、
大きな夢に変化してしまった。
「堺で・・・」



私達は今秋、堺で
「灯しびとの集い」という名のクラフトフェアを開催しようとしている。
悩み、苦しみ、壁にぶち当たることも多いけれど、
ひとつのことを成し遂げようとする日々は
とても充実している。
10年後、20年後かも知れない、
その時を見据えて、
皆で小さな達成感をひとつひとつ噛みしめてゆきたい。



そしてOogiは、
私はどう変わってゆくだろう。
それも秘かに楽しみだったりする。



灯しびとの集い実行委員
井出桂子
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by tomoshibito | 2009-01-29 21:40 | メッセージ
実を結ぶ瞬間
かつて私はある作家に惹かれ、この作り手という立場に
足を踏み入れました。

人を自分の世界に引き込むということは決して
容易ではありません。
しかし、その作家の作り上げた世界に感銘し、憧れ、
自分の世界をそれに重ねるようになったのです。

いつしかその憧れが生業となり、
僭越ながら作り手として多少の経験を重ねることができました。

それでも、作り手として物作りを語るにはいまだ未熟であるし、
自分が作り続けていく事に時には憂いすら感じることもあります。

しかし、そのように作り手として歩んできた中でも
" 実を結ぶ瞬間 " というものもありました。

やはり、手に取り、使ってもらうことが一番の収穫であり、
作り手としての幸せ以外の何ものでもないのです。
「作る」ということは、
技術や経験の積み重ねに裏付けられている反面、
儚くもろい空想の一部分を切り出すことで成り立つ
一面もあります。

そのごくごく個人的な空想の一部分に人の共感を得ることが、
作り手である自分にとって、他では得ることのできない " 実り "
なのです。
そして、自分以外の作り手達にとっても同様にその " 実り " があると思っています。


今回、縁あって「灯しびとの集い」の運営に
参加させて頂くことになりました。
それは作り手でもなく、使い手の立場でもない
両者の間に位置しています。

そこではいつもとは違う観点で、距離感で、
多くの " 実り " を垣間見ることになります。
そしてもちろん、それらに ひとつひとつに出会いや、
共感が溢れているはずです。
そんな " 実り " たちに会場が包み込まれることを期待してやみません。

多くの作り手と使い手がそこに集い、強く結びつきあうことで、
その場が互いにとって新しい世界や価値観を
見いだせるツールに成り得るとも信じています。


「灯しびとの集い」はいまだに未熟で、
まだまだ空想の一部分にすぎませんが、
実現に向けて一歩一歩ゆっくりと進んでいます。

そしてそれがいつしか " 実を結ぶ瞬間 " を迎えられることを信じて、、。


灯しびとの集い実行委員
   二川 修
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by tomoshibito | 2009-01-25 23:08 | メッセージ
はじめまして
「堺でクラフトフェアを立ち上げたい」


去年の夏、実行委員会の一人からお話をもらいました。

僕自身、クラフトフェアという言葉すら知りませんでしたがその内容にとても共感できるものがあったので参加させてもらうことにしました。


昨今、モノを売るのが非常に難しい時代であります。

一般的に、高価なモノ程売りにくいので、品物の質を落としたり大量生産によりコストダウンをはかり安く売るようにします。

一方、作家とは自分で材料調達から販売までこなすため多くは作れません。
又、「こだわり」こそが生命線。それを削ぎ落としてしまうと存在価値すら危うくなります。

「灯びとの集い」ではそんな作り手達の仕事を紹介したいのです。


そもそも、生活の道具を真剣に作っている人達がいることすら知らずにこれまで来たという人、作家モノと切り離した生活をしている人って結構多いと思う。

そういう人達に携帯電話の普及のように絶対必要とまではいかなくても、有れば便利だったり生活が豊かになるなどと認知されれば販路が広がり、長い年月をかけてでもいずれ文化となって生活に根付いていって欲しい。


そういった僕自身にとっても作家活動を続けていく為の活動でもあるのです。


灯びとの集い実行委員会
八田亨
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by tomoshibito | 2009-01-21 19:00 | メッセージ
いま、ここに
「すごく前からやりたいと思ってたんです。」
新緑の眩しい、『クラフトフェアまつもと』で出会った彼女は言ってくれた。

あれからもう半年以上が経つ。

いま私たちは走っている。
ひとつの目標に向かって。

2007年の5月、『クラフトフェアまつもと』に初めて行ってみた。
2008年の5月、『クラフトフェアまつもと』に初めて参加した。
「こんなフェアを堺でもやりたい」
最初にこの想いを打ち明けたのは高校の同級生だった。
「あんたがこんなに熱くなったの、高校の応援団以来やなぁ〜」

2009年秋『灯しびとの集い』は開催する。

ここ数カ月でいろんなひととの出会いがあった。
「クラフトとは?」と真摯に考えるようになった。
自らのつくる姿勢を見つめなおすことにもなった。

ひとつのことをゼロから立ち上げる苦しみと喜びが既にある。
けれどその渦中にいること
ひととひととの関わりから、何かがうまれていく過程や
その時間を共有することはとても楽しい。

成し遂げた時の達成感はどんなものなのだろう。

「良いメンバーが集まりましたね。」と私たちのリーダーがポツリと言った。
本当にそう思う。

ここに集まる志し貴き仲間たちとともに
ぜひ未知の充実感を味わいたいと思っている。

灯しびとの集い実行委員
福岡 彩子
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by tomoshibito | 2009-01-19 12:30 | メッセージ
今始まったところだけど10年後のこと・・・
いよいよこの「灯しびとの集い」のブログがアップになりました。

この小さな窓から自分たちの活動の内容や、思いが「世の中」と繋がって行きます。

夢はどんどん広がります。夢だから自由に素敵なことだけを思い描いてしまいます。
ただ夢はその殆どが非常に個人的なものです。夢を実現させようという熱意を持ち
個人の中から開放し、他の人と繋げて行くと人はそれを知り、感じ、考えそして反応します。
そうなれば夢は個人のものだけではなくなるのではないでしょうか?

人が使う道具を「人が手を使って作る」という極めてシンプルでリアルな営み。これを通じて
人が人を理解し、感性や価値観を分かち合う。小さな作業かもし知れないですが、しかしながら
これでも社会を強くするという効果は必ずあると信じています。夢はイベントを成功させることでは
無く、その先にある今よりもちょっと良い社会を見る。ということです。

理想とする姿を目の当たりにする日が来るのは10年単位の時間が必要なのかも知れません。
でも、それを楽しみながら噛み締めるような時間が過ごせるとすれば、その先には夢に見るような
人々の暮らしがあるのではないでしょうか・・・。

これから、この「灯しびとの集い」のブログの中で、イベントに向けての様々な決め事を報告します。
また、そこに至るまでの紆余曲折の様子なども見られるかも知れません。どんな流れになるか
分かりませんが、今後共何卒よろしくお願い致します。

灯しびとの集い実行委員会会長 
辻野 剛
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by tomoshibito | 2009-01-17 14:00 | メッセージ
ごあいさつ
「Craft」とは、機械生産に対しての手仕事、と表現される。

元来モノを大量に必要とした時代が来る前には
Craftという言葉は無かったのかも知れない。

そのくらい人がモノを作るということは当たり前のことなのです。

当たり前で無くなりかけている時代に、その当たり前のことを生業とし、
人々の暮らしの中に小さな”思い”という明かりを灯す人たちがいます。

彼ら彼女らと触れ合い、モノが持つ物語に耳を傾けることで、
人の暮らしが少し豊かになり、モノに対する価値感も変るのではないでしょうか。

堺という街は日本の工芸を育てた「茶の湯」に縁が深く、
また古くは世界各国から様々な文化が水揚げされた
情報の窓口としての中心地でした。

再びこの場所から、人と人とのつながりをモノや食を通して
関西一円をはじめ全国にも広げて行きたい。

灯しびとの集いはそんな志を持つ人の集まりです。
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by tomoshibito | 2009-01-17 12:00 | ごあいさつ